SPECIAL
堀越耕平先生 ▶▶▶
ポルノグラフィティ&BUMP OF CHICKEN
スペシャルメッセージ!
アニメ第一期のオープニング曲がポルノグラフィティに決まったと聞いた時、なんだかすごい事になってしまったとソワソワした事を憶えています。
僕は口笛を吹く癖があるのですが、「THE DAY」は今でも頻繁に吹いています。脳に染みついています。歴代の音楽、アーティストさんそれぞれに思い入れがありますが、僕個人の人生目標だったアニメ化、その幕開けを担って頂いたこの曲にはやはり特別な思い入れがあります。当時、デモとして二曲提示していただき、どちらが良いか訊ねられた事を思い出します。もう一曲は爽やかな曲調で、始まりを祝福するような印象の、まさしく夕方ヒーローアニメのオープニングにふさわしい曲でした。しかし、僕は「THE DAY」から漂う焦燥感や不安感が凄く嬉しくて「THE DAY」を推しました。作者個人の感覚ではヒロアカにはそれらが常にあって、それを無視できない性質を抱えていたからです。そこを抽出してくれた事が嬉しかったのです。そして、今回の「THE REVO」で「窓を開けて風を呼ぶ ホコリもまじるだろうけど 清々しい気持ちだ」と高らかに歌い上げてくれた事で、本当にポルノさんにやっていただけて良かったと心から思いました。祝福するような爽やかな曲調でありながら、「THE DAY」から始まったヒロアカアニメのこれまでを掬い取って書いてくれたと感じました。
10年後、僕が生きていれば変わらず口笛を吹いているでしょう。この二曲のメロディを。
10代の頃、初めて天体観測聴いていても立ってもいられず外に飛び出した記憶があります。
『ヒロアカ』の連載を終えてまもなく藤原さんとお会いする奇跡的なご縁があり、作者がたじろぐくらい『ヒロアカ』を愛読してくれていた事を知りました。すごい事です。
そこから様々な垣根を超えて曲を作っていただく運びとなり、アニメの最後を飾っていただくということで、「10代の頃初めてバンプを知って衝撃を受けた。今この歳でまた初めてバンプを知りたい!」というような事をお伝えしました。
「I」のデモをいただいた時、確かにあの頃の気持ちが湧き上がりました。
バンプで一番好きな曲です。