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ヒロアカ用語解説

個性【こせい】

人間に発現した超常的な能力のこと。生まれつき備わっており(ほぼ4歳までに発現する)、両親どちらかの“個性”、あるいは複合的な“個性”を宿すことが多い。今や世界の総人口の約8割が“個性”を持つ。“個性”が発現した者は国に個性届を出して能力の内容を登録しなければならない。

ヒーロー【ヒーロー】

“個性”を活かして事件や災害から人々を救ける人間のこと。各地で“個性”による犯罪が爆発的に増加し、国が法律の改正にもたつく中、自らの意志と“個性”で犯罪に立ち向かう人間とその行動が支持を集め、公的な職務として認められた。プロのヒーローになると活躍に応じて国から収入を得られる。

ワン・フォー・オール【ワン・フォー・オール】

オールマイトから緑谷出久へと受け継がれた“個性”の名称。遠い昔に、悪の帝王として君臨していたオール・フォー・ワンが、自らに反目する弟に「力をストックする“個性”」を与えた(目的は不明)ことが始まり。“無個性”と思われていた弟には実は「力を譲渡する“個性”」が備わっていたことから2つの“個性”が混ざり合り、そこから、平和を守るために、オール・フォー・ワンを倒すためにと、代々継承者たちの力を蓄積しながら受け継がれてきた。継承者は蓄積されてきた力によってすさまじいパワーとスピードを発揮することができる。オールマイトが8代目、出久が9代目の継承者。現在「ワン・フォー・オール」の秘密を知るのは限られた者だけで、雄英高校の生徒で知っているのは出久と爆豪のみ。

相棒【サイドキック】

プロヒーローが文字どおり「相棒」として、または「部下」として自らの事務所で雇うヒーローのこと。相棒(サイドキック)はプロヒーローにつき1人というわけではなく、そのプロヒーローの実力や事務所の規模によっては複数人雇うこともある。相棒(サイドキック)のポジションでヒーローとしての実力を磨き、将来的に独立して自ら事務所を構えるのを目標とすることが多い。

【ヴィラン】

“個性”を悪用する犯罪者たちの総称。中には個性届を出していない裏の人間も存在する。

国立雄英高校【こくりつゆうえいこうこう】

オールマイトをはじめ、数多くの名だたるヒーローたちを輩出するエリート高校。プロヒーローになるためのスキルや知識を学び、さらに公の場で“個性”を使える資格を取得するなど、ヒーローとしての素地を形成していくヒーロー科は全国で随一の人気と入試倍率を誇る。

USJ【ウソの災害や事故ルーム】

スペースヒーロー・13号が設計した、災害救助を目的とした演習施設。広大な敷地内に「水難ゾーン」「山岳ゾーン」「火災ゾーン」「倒壊ゾーン」「土砂ゾーン」「暴風大雨ゾーン」などがあり、それぞれに大量のギミックが仕掛けられている。どんな災害においても迅速で的確な救助活動を行えるヒーローを養うための訓練場。

雄英体育祭【ゆうえいたいいくさい】

雄英高校で年に1度開催される体育祭。世界の人々の“個性”の発現によってオリンピックが規模や参加人口が縮小して形骸化。それに代わって、未来のスターヒーローがぶつかり合う雄英体育祭はテレビで全国中継されるなど日本中から注目されるビッグイベントとなった。1年ステージ、2年ステージ、3年ステージが行われ、それぞれヒーロー科、サポート科、経営科、普通科の全生徒が参加。予選となる第1・第2種目と、本戦となる1対1のトーナメントで、当日まで競技内容は明かされない。プロヒーローたちも注目しており、活躍次第ではプロから声をかけられるスカウトの場にもなっている。

個性婚【こせいこん】

自身の“個性”をより一層強化して子供に継承するために配偶者を選び、結婚すること。“個性”は両親の遺伝によることが多いことから、その子供は強力な“個性”が発現する確率が高い。第2~第3世代で頻発し、非人道的かつ人権否定にもつながることから、世界的な問題になった。

プロヒーロー職場体験【プロヒーローしょくばたいけん】

雄英高校ヒーロー科が実施する授業の一環で、期間は1週間。プロヒーローの事務所でプロの仕事を実際に体験することで、より一層の成長を促すために行われる。例年、雄英体育祭後にプロヒーロー側が生徒を指名し、指名を受けた生徒はその中から体験先を選ぶことができる。指名がなかった生徒は、雄英高校が事前に承諾を得ている事務所の中から体験先を選ぶ。

コードネーム(ヒーロー名)【コードネーム(ヒーローめい)】

ヒーロー活動をする者が自称し、呼称される名前。学生やアマチュアの時点で名乗ることが許されており、プロとして活動を開始しても継続して名乗ることが多い。プロヒーローの格付けランキング「ヒーロービルボードチャートJP」でもこのコードネームが使用される。

プロヒーロー免許【プロヒーローめんきょ】

プロのヒーローとして活動するための免許。取得することで“個性”を使用してのヒーロー活動、ヒーロー事務所の立ち上げ、プロヒーローの相棒(サイドキック)としての活動などが可能となる。まず仮免許取得試験に合格することが必要で、仮免許を取得すると緊急時に限りプロヒーローと同等の権利(敵(ヴィラン)との戦闘、事故・事件からの救助活動等)を行使できる。

指定敵(ヴィラン)団体【していヴィランだんたい】

表立った犯罪は侵さない一方、裏社会で暗躍する反社会勢力の敵(ヴィラン)団体。“個性”とヒーローの隆盛により摘発・解体が進み、現在その数はごくわずかとなっている。

ヒーローインターン【ヒーローインターン】

授業ではなく、各生徒の任意並びに学校の許可を得て行う、プロヒーロー事務所での校外活動のこと。活動が可能なのは仮免許取得者に限られる。雄英高校の場合、各生徒は体育祭の指名などで得たコネクションを使い、事務所とコンタクトを取る。職場体験よりも本格的なヒーロー活動が可能だが、そのぶん危険・リスクも増す。

ヒーロービルボードチャートJP【ヒーロービルボードチャートJP】

過去1年間のヒーロー活動を対象とし、その間の事件解決数、社会貢献度、国民の支持率をヒーロー公安委員会が独自に数値化、ランキング形式で発表するもの。事件解決数が最も重視される上、大きな事件を解決したヒーローは支持率も上がりやすくなるため、より多く大きな事件を解決したヒーローほど上位にランクインしやすい。

異能解放軍【いのうかいほうぐん】

かつて“個性”が“異能”と呼ばれていた時代に、「“異能”は自由に行使すべき、解放すべきものである」という思想を掲げ、指導者デストロが率いた過激派組織。世を混乱に陥れるもデストロが逮捕されるなどして解体されたと思われたが、その後デストロの息子である四ツ橋力也“リ・デストロ”が最高指導者として君臨し、静かに勢力を拡大。所属する解放戦士の数は総勢10万を超えるという。リ・デストロをはじめとする幹部は、表向きは一般社会で高い地位を築いており、一方で裏社会で暗躍。解放戦士の中には、表向きはプロヒーローとして活動している者もいる。

超常解放戦線【ちょうじょうかいほうせんせん】

ヴィラン連合と異能解放軍の全面対決の中、死柄木弔に敗れたリ・デストロが「彼こそが真の解放者である」と畏敬の念に打たれ、死柄木の配下に。その結果、連合と解放軍が融合して誕生した、総勢10万を超える巨大勢力。死柄木を最高指導者とし、9名の行動隊長による部隊編成がなされている。「超常解放戦線」の名は、「ヴィランではなく、"異能(個性)"を枠組みを更に広く解釈できるもの」として、リ・デストロとスピナーによって命名された。

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